織物の種類について

和柄

伝統な物やモダンな物も

和柄といってもその種類は非常に豊富です。デザインとして見た場合でも伝統的な和柄もあれば、和の意匠を現代風にアレンジしたモダンな和柄もあります。さらに意匠が同じでも生地の違いや、染め方の違いでもその印象は大きく異なります。ここでは和柄の生地によく使われる織物の種類について、いくつか解説します。縮緬は伝統的な和の織物で、強く撚りをかけた糸で織られる事で生じる細かくでこぼこした表面が特徴の生地です。日本を代表する織物であり、現在でも着物や和柄の小物などによく用いられています。織り方によって多くの種類があり、名称も細かく分かれています。糸には古来から絹が使用されますが、最近では合成繊維のものも増えており安価で購入できます。因みに絹や、代用品のレーヨンで織られたちりめんは水に弱いので、水に濡れる可能性があるアイテムへの使用には注意が必要です。紬も伝統的な生地で、繭から作った真綿より紡ぎだされた紬糸で織られた織物を言います。元々は日常着や野良着に使われましたが、織るのに手間がかかるので現在では非常に高価になっています。ドビー織はドビー織機で織った織物の事を言い、規則正しい地模様が特徴的です。生地そのものに風合いがあり、平織には無い味わいがあります。着物の反物としてもよく利用されているので、ドビー織の和柄生地は比較的手に入りやすくなっています。また織り方は様々ありますが、木綿も日本で伝統的に使用されている生地です。普段着用の着物としてもよく使用され、丈夫で安価なのが特徴です。和柄の洋服を仕立てる場合などにもお勧めの生地です。